今年度の専門学校の仕事がはじまりました

 

私の大好きなお仕事!
専門学校での講師のお仕事が今年度もスタートしました!
やっぱり学生はおもしろいわぁぁぁぁ!!!!

 

皆さまの若返り薬になればと、若いエッセンスをおすそ分けしまぁぁす(笑)

 

1校目は大阪の台所、いまや海外旅行客のメッカ!黒門市場に隣接する理美容師を目指す学生が通う専門学校。
初日は大荷物で超不機嫌な私は、路上のスーツケースと無言で応戦。
ロッカーか観光バスに預かってもらおうよ!!と心の中で悪態をつきつつ、横目で通り過ぎる。みたいな。

 

今年度、このスクールでは31名を担当します。
久々にクラスの半分が男子・女子な感じです。(いつもは女子が大半!)

 

初回は学生たちに1分自己紹介をしてもらうのですが、10代後半の若者にとってそれはかなりの拷問(笑)
例年「君ら一年後には社会人だろ?接客業だろ?そんなシャイで大丈夫か???」な自己紹介が多いのですが
男子が多いと私的にかなり楽です(笑)

 

毎年自己紹介のテーマは
【私の印象に残るように、あなたにとってレアなことを盛り込んだ自己紹介をしてください】というもの。

10代の人生経験の短い若者にだいぶ酷だとは思いますが、さもありなんと、我を通しています。

 

 

 

今年私の中のヒットポイントが【インコ(=鳥)】でした。

 

自己紹介初めの方の女子が「セキセイインコが大好きで20匹飼っています。家中に飛び回っています」とのこと!

『えっ?放し飼い???』と聞いたら

「犬もいるので、放し飼いではないのですが、たまに外に出した時は犬に食べられないように気を付けています」とのこと。

『へぇーーーーー』

 

 

 

それからほどなくして

「この世の中で一番嫌いなものが鳥です。
さっきの彼女が嫌がらせのようにインコの写メを送ってきます」と言う。

『何がそこまで嫌いなの?』と尋ねると

「あの、フォルムと○○と△△と」と明快に理由があるらしい(笑)

 

 

 

 

そして、またほどなくして

「僕は中学高校とテニスをしていました。動物は鳥が好きで、インコと文鳥を一羽ずつ飼っています」と
また火種に油を注ぐ奴が現れた!!

さらに、彼は

「インコの、首あたりのインコ臭が好きです!
たぶん、インコ好きにしかわからないことかなと思います」とオタクぶりを発揮(笑)

 

もちろんインコ20匹の彼女が即座に反応!!!!

『わかる!わかる!わかるーーーー!』
『オスのインコ臭と、メスのインコ臭ちがうよな! どっちが好き???』とだいぶ席離れてる&クラスも違う彼に剛速球(笑)

 

「オスとかメスとかは僕にはわからんけど・・・」と男子ちょっと負けてます。

(そりゃインコ1匹、文鳥1匹だものねぇ・・・)

 

 

 

今回は動物ネタの自己紹介が多く

「蝉はねぇ、あの鳴き声はね、たぶんオスだけなんですよ、メスを呼ぶために鳴いてるんですよ」としたり顔男子。
(いや、ちがうと思うけど。。しかも鳴いてないし、羽こすり合わせた音だし!という言葉は飲み込む大人な私!!)

 

「あいつらねぇ、7年も土の中にいるんですよ。で、地上に出てきてメスを求めて鳴くんです。
でも、パートナーがみつかるかどうかは別な話で・・・・。
だからね、道に落ちて死んでる蝉がかわいそうで・・・」とおっしゃる。

 

『そうか~~~。そうなんかなぁ。とりあえず、○○君は慈愛に満ちた人やなぁ』と話を丸く収める。(笑)

 

 

 

 

とあるポーカーフェイスの男子は、開口一番

「僕は、おばさんが嫌いです!」と言いやがった!!!!(笑)

崩れ落ちながら

『ひどい・・・・・。私、どうしたらいいの・・・・・』と嘆いたら

一番前の席の男子学生が

「せんせい、まだ大丈夫!、まだ若いから!!、あと5年は大丈夫!!!!」とのたまいやがる(笑)
それはフォローしてるのか、刃を突き付けてるのか!!!!笑笑笑

 

 

 

でも、基本男子が多いといじりやすいので、授業を進めるのは楽になったりもします。
だけど男子が多いと成績が振るわないというのも今までの傾向にあったりもします・・・・。

 

はてさて、どこまでやる気&その気に出来るのか!
私の戦いは始まったばかりです(笑)