偶然と必然★おひとりさま登山初体験!

偶然と必然が重なり
人生初!おひとりさま金剛登山をしてきました(^^♪

先日、自力ではどうにもならないことでメンタルが落ち、しばらくブルーな気持ちを引きずって過ごしていました。
そんな中お誘い頂き金剛登山。

のはずが

待ち合わせで合流できず・・・。
あろうことか携帯を持って出るのを忘れてしまい連絡取れず・・・。

引き返そうかなぁと思ったのだけど、
「せっかく早起きしたし・・」
「スマホもiPadも時計もない状態で過ごすなんてそうそうないぞ!」
「自然の中に身を置くと復活できそう!」
「友人の立ててくれていた予定では午前10時半までに頂上に着き、昼には下山している予定だった」
「金剛山は人がいっぱいだから、無理をしなければいけるかも」
「ロープウェーで上がる手もある!」
と、脳内会議をし、兎に角向かうことに。

友人にすべてお任せしていたから、どうやって行くか、どのルートで登るのかも把握しておらず
でも河内長野駅からバスに乗ることは覚えていたので、ひとまずバスに乗車。
バスの中で前の席の人が見ていた、南海電鉄さんが発行している地図を盗み見し、「登山口」でバスを下車。

▼南海電鉄「ぼちぼち&てくてくmap

無題

子供の頃、自宅の小さな裏山で母と弟と三人で迷子になりそうになったことがあり
山ではあっという間に方向感覚を失うことや、どんな小さな山でも迷うんだ!ということを体験済み。
道路マップを読むのは得意だけど、山マップはまったく読めない私である。

ということで
『ぜったい無理はしないでおこう!』
『私の目的は森林浴。頂上を目指すことじゃない!だからいつでも引き返すと思っておこう!』
と自分に言い聞かせ、いざ出発!

いつもそうなのですが、どっちに行けばいいのかなぁ?と迷う時、必ず前に人が居て道を示してくれたり教えてくれる人が表れたりするのです。
まるで私の人生のようだ!!

今回も、数か所そういう場所があったのですが、尋ねると、皆さん本当に親切に教えてくださいます。
お一人は、「こちらを行くと、鎖場とか橋とかがあるよ。でも“危険”マークがついているから」と地図を出して違うルートを進めて下さり、素直に従うことに。

もう一か所では、大学生かな?な若い男の子達が、チーズおかきを食べているところに遭遇。
バスの中で『この人達は登山慣れしてそうだなぁ』と思っていた人たちで、私がぬかす形になったのですが、しばらく行くと手書きの看板が設置された辻に到着。
左だろうなと思ったけど、間違うことが怖いので、彼らが来るまでしばし道草することに。
結局、彼らは私をぬかし、左の道に入っていったので、私も後を着いていくことにしました。

その彼らが、ベンチのある休憩ポイントで休んでいたので、声を掛けてみました!
一人は大学院生、一人は社会人であるとのことでしたが、金剛山は何度も登っていて、その日は金剛山~水越峠~葛城山までダイヤモンドトレイルを縦走するとのことでした。

私の状況を話したら、地図を出して
「この登山口でバスを降りた人が100人いたら、98人はこちらの道を行きます。でも今通った道はこっちです!」と教えてくれました!

▼金剛山愛好家の方のホームページ「金剛山愛好会」のお写真を拝借。
彼らの示してくれはった98人のルートは⑥(もしくは③か⑦)で私がたどったのは①でした。。

無題2

なんと!!私ってば数%の道を選んじゃってたんだぁぁぁ(≧◇≦)
だからかぁ。『バスで一緒だった、なんちゃって山ガールさんたちなかなか来ないなぁ』と思っていたのですよ~~~。
スタートがそもそも間違っていたのね・・・・。

ほかにも色々お話して
私『こんな私が頂上から降りるにはどのルートがいいと思いますか?』と尋ねたら
院生さん「金剛山には2つの頂上があるので、もう一つの頂上を目指して、ロープウェーで下るといいですよ!」と。
私『あ、そうですよね。それが山歩きに慣れていない私には無難ですよね。。。』と答えると
院生さん「というよりその道が楽しくてオススメですよ!ロープウェーとかも普段乗ることがないですしね!」と。

なんて優しい子なんだぁ。
その後も、ぬかしたりぬかされたりしながらの山頂までの道のりでしたが、私が時計を持っていないからだと思うのですが
もう一人の彼に「今何時?」と尋ねたり。「もうすぐやな!山頂!」などという会話をしてくれていました。
男の人の優しさってさりげなくて素敵ですね♡

山頂直前で、彼らの前に道を尋ねた男性ともドンピシャなタイミングで遭遇!
向こうの人も私を覚えてくださっていて、ちょこっとお話したりしました(^^)

携帯を忘れてきた時点でどうなることかと思いましたが、こんなことがなければ、一人で山を登ることなんて絶対しなかっただろうし
今後もまた一人でいくかどうかはかなり不明・・・というかもうしないと思います(笑)
※今回お会いした人たちはいい方たちでしたが、山に登る人みんながみんな、いい人とは限らないですしね!
  

今回のおひとりさま金剛登山は偶然の中の必然だったのかも(^^♪
お陰ですっかり元の気に戻りました!

そして、またなんだか新たな流れが始まりそうです。
まだハッキリとはわからないのですが、追い風吹いているかも(●^o^●)v