8月1日・2日、日本ペイント様にお招きいただき
第5回【 マンション改修セミナー 】の第3部にて
『 メンタルと色は直結する?!色をプレゼンに活かす方法 』
というタイトルで、2日間にわたり
「色と心理学」の講演をさせていただきました。
ご来場の方々は、
マンションの大規模改修などで日本ペイントの製品を用いられる
設計事務所 及び マンション管理会社の方々で
連日100名近い方がご来場されました。
そして参加者の9割が男性という
普段女性に囲まれることが圧倒的に多い私にとって
とても新鮮な場所でした。
生真面目で気にしぃなんです。私・・・
2日間同じ内容を話すつもりで登壇したのですが
1日目と2日目では、お客様や会場の雰囲気や反応が全く違いました。
1日目に反応があった部分で、まったく空気が動かなかったり
会場の設営も、 2日目の方がお話を聞いてくださる方と話す私の間の空間が
少し広かったりするだけで、会場の雰囲気がガラッと変わることを感じます。
空気間を察知しながら、話しながら、軌道修正することにしました。
*
会場の空気を読み取って、話のポイントを変えることは
日常の講座でしていることなので問題はないのですが、
普段あまり多く使わないパワーポイントがネックでした。
スライドをすっ飛ばして違う部分に移りたいのに、
さすがに全く話に触れないのは・・・
という生真面目さが邪魔をします。笑
最終的に、『えーい!パワポめ!!もういいわ!』と振り切り
“演説台” なるものから飛び出し語る!みたいな(笑)
生真面目で、気にしぃなんですけど
私が一番気になるところは
聞いてくださっている方にとって
『聞く価値のある話』だと思っていただいているかどうか
ということに尽きます。
もちろん、アンケートや、主催者側の反応も気になりますが
そこは、大人の対応が入るので
そのままの言葉を受け取ることはありません。
(相手が10代の学生であっても大人的対応をしてくれる人が多いです)
今後の課題として
会場の空気に負けないメンタルを育てるか
あきらめる潔さを身に付けるか、ですね(笑)
今回2日間という日程をいただけたことが
私にとっては2倍の学びと2倍の気づきを頂く
とても貴重な場になりました。
実は、バレていなかったのかな?
後日談・・・
日本ペイントさんでの講演会を、
私が過去にお世話になった産創館のスタッフの方たちが聞きに来てくださっていました。
産創館スタッフの方曰く、
「岡村さんは、人前で話すときに緊張しないの?」と。
ちょうど30人ほどの前で、私的には緊張しながら40秒自己紹介をした後だったので
あれれれれ???です。
「いや、緊張しますよ? ついさっきも緊張していましたよ。・・・なぜ??」
と聞くと
100名の聴講者がいる日本ペイントさんの『講演』も
その方にお世話になった時の講座内で10数名に向かっての『3分プレゼン』も
30名ほどに向けての『40秒自己紹介』も
変わらない話し方なのだと。
なるほど!です(笑)
そうなんです。
私の話し方は、良くも悪くも
大勢であろうと、少人数であろうと
大人であろうと、子どもであろうと
変わらないのです。
う
よく、昔からの知り合い や お近づきになった人に
「あなたの講座をきいてみたい」と言われます。
多分、想像できないのでしょうね。
人前で第三者に向かって理路整然と語っている姿を。
実は、私も想像できません。
というのも、講師をはじめた10年以上前に捨ててしまったのです。
「講師然として話すこと」を。
イコール、見栄や虚勢を張ることを捨てたのです。
だから、私は私として話しています。
もちろん講師なので
相手に伝わるように
相手が興味・関心を向けてくれるように
相手が理解してくれるように
相手が関心を持続してくれるように
相手が聞く耳をもってもらうように
意識して話しているつもりです。
だけど、
わからないことはわからないと答えます。
講師だから(先生として)
わからないことも、すました顔で適当に答えることはしません。
想像の範囲や仮定として伝え、
でもわからないことはわからないと伝えます。
そのうえで調べてきますと伝えます。
たまに、学生たちから教えてもらうこともあります。
緊張しているように見えないことと
等身大で受け答えすることは
異なりますが
”似て非なるもの”
の逆の
”非であり似たもの”
ですね。
2日間にわたり、貴重な経験をいただいた日本ペイント様に感謝でございます。
そして、サポートいただいたセミナー企画&サポートのアセント企画 大友様
ありがとうございました。
そんな方におすすめのセミナーです。(参加費無料)
ぜひいらしてください。