だから専門学校講師はやめられない!

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ポッキーの日の11月11日、半年間教鞭を取らせてもらった専門学校の授業最終回を迎えました。
梅田にあるこちらの専門学校に通わせてもらって早10年になります。
私が専門学校の講師を10年以上続けているのには理由があります。

 

 

← 「先生ポッキー食べる?」
      と学生からもらった  いちごポッキー

      ♡ハート型  &  優しいピンク色

      が妙に嬉しい (⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

 

 

 

 


学生は本当に面白い!!!
前回に続き、最終日の今回も模擬テストを実施しましたのですが
自分の現状を把握してもらおうと
テストの点数を一人ずつ口頭で言ってもらうのです。
(うーん、私の作業効率の為か!笑)

 

 

あまりイジってほしくない人
イジっても大丈夫な人
点数次第でイジっても良い人
様々です。

 

今回は最後の授業&検定直前ということもあり
模擬テストの結果が出たころを見計らって
一人ひとり全員に声を掛けてまわりました。

 

「ここが苦手分野やね。●●をしてみたらいいよ」
「どこが苦手というより、全体的にぽつぽつ間違ってるんやね。見直しすることやね。」

 

 

黒一点の彼には
「全体的に出来てないやん!!笑」と辛くツッコんだら
『先生、僕にだけ厳しくないですか?』と(笑)。 周り爆笑!

『僕、勉強したんですよ!電車の中で・・・』
「そうか~残念やなぁ」

『●●の部分めっちゃ勉強したんですよ!!』
「残念っっ!今回出題されてなかったなぁ~。笑笑笑」

 

 

他の学生は
『先生、勉強してないのに、前回より1点上がったっていうことは私賢いんちゃうん?』
「・・・・・・・。どこから来るんよ、そのポジティブ(笑)
    賢いのかどうかはよくわからんけど、でも根拠のない自信は大切!!根拠のないポジティブは大好きよ!!
    とりあえず勉強しよか!笑」

 

 

一番多かったのは
『試験の為に、前日アルバイトを休みました!!!』と自慢げに言ってくる学生たち(笑)
「そうか、そうか。それはええこっちゃ!」
と声を掛けましたが、そこなんや~~と可笑しくて仕方がない。

 

 

点数を聞いたら
『●点でした。先生、掃除ですか?』と先回りしてくる学生。
(前回の模擬テストで、●点以下は掃除当番して帰ってください、としたのです)

 

↑ の掃除当番を気にしていた学生の点数を見て

『●●ちゃんに勝った!』と話していたので
「すごいやん!」と点数覗きに行ったら、2点差・・・。
「なんじゃそれ!」と突っ込まずにはおれませんでした。
(結局●●ちゃんと一緒に掃除して帰っていました。笑)

 

 

 

その日、専門学校の授業前に担当していた、社会人向け色彩心理講座とは全然違います。
同じ【色】を伝えるのに、これほどまでに違うか!というほど異質です。

正直、【色を教える】という作業は、断然、社会人に伝える方が楽しい!
こちらに向かってくる熱量が大きくて(知りたい!学びたい!習得したい!というエネルギー)
私も伝え甲斐があるのです。

そして授業中に聞かせてもらえる話も、とても豊かで感慨深い。
色は、形のないものであり、世の中のあらゆるものに付いているものだからなのかなと思っています。

 

一方、学生達に【色】を伝えるには、教える以外の膨大なエネルギーが必要になってきます。
だけど、私が専門学校の講師を10年以上続けているには理由があります。

 

社会に出る直前の彼らに伝えたいことがあるからです。
今回も授業の最後に話す時間を持つことができました。

 

伝えたいこと

 

  • 自分の才能を見つけなさい。そしてその才能を磨いていきなさい。
  • 困難なことが起こったら、それは自己成長のチャンスである。

この2点です。
私が彼らの倍の年月を生きてきた先輩として言えることです。

これから社会という荒波に漕ぎ出す彼らに送るエールでもあります。

 

私の経験談も交えながら伝えると、私の目の前には、熱心に耳を傾ける学生達の姿がありました。
あの姿を目にすると、専門学校講師はやめられない!!といつも感じるのです。
幸せな仕事をさせていただいて、ありがとうございます。

 

 

 

 

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