授業が終わってから、いつもおとなしく、だけど一生懸命授業を聞いている
正統派イケメンの男子学生が質問しにきてくれました。
テキストを開きながら
「先生、ブルーブル―アンダートーンとイエローアンダートンの色を見分けるようになるにはどうしたらいいですか?」
す、す、すばらしい!!
そうなのです、色は知識があっても使えないのです。
色の知識があることと、色を見極められるスキルは全然別物なのです!!
知識は知識でしかないのが、色の面白いところです。
彼は私が授業内で、学生の持ち物を取り上げて
「これは 何アンダートーン?」と質問した時に、自分の回答がいつも間違っているのだという。
だからどうやったらその見分ける力が付きますか?と聞いてきたとのこと。
なんというか、やっぱり学生は面白いし、すごい!!!
わからないことを、わからないと言える、その素直さが素晴らしい!
見分ける力やセンスは、正直、要領やコツでどうにでもなることではないのです。
その学生に「こういうことをしてきて!そうしたら私が答え合わせをするから」
と伝えました。
本当にやってくるのかどうかはわかりませんが
受け身な学生が、能動的に学ぼうとしてくれる姿勢は、最高にうれしかったです!!!
そして今日の学生コメント。
今年はとっても反応がローテンションな学生が多く、私の在り方に戸惑いを感じていますが
学生コメントは、相変わらずのナチュラルさ。
私が他己評価を気にして、多くを求めすぎているのかもしれません。。
●実際のスタイリングにすぐ使えそうな内容が本格的に始まりワクワクする授業だった。
●私は将来美容部員になりたいと思っているので、今日習ったCUSの色相環をしっかり覚えて、その人にあった色を提供できるようになりたいです。
●黄色をずっと見た後、目をそらすと青紫色が浮かんでくることを初めて知って、すごく驚きました!人間の目のしくみをもっと知りたくなりました。
●お客様に対しての配色は様々な切り口から考えないといけない。
●色相環の色相名、色相記号、アンダートーンをやりました。嫌でも覚えます。
●色相環の順番とBuやYuかを覚えるのが難しそうなのでがんばります。配色のパーソナルカラーごとに何が似合うとかタメになって楽しいです(^^♪
●つかれた。
●自分が毎日服を選んでいるのを思い返すと、オータムなのかなと思いました。
●面白かったです。
●覚えられる気がしない・・・ ´へ` 。がんばります!
●覚えられる気がしない・・・。色のお話しより、先生の雑談のほうがおもしろいです。