カラーコンサルタント の 岡村 知美 です。
昨日の連載冒頭では「太陽光」は「虹の7色が含まれた複合光」であるとお伝えしましたが
科学的に見ると7色という数には意味はないのです。
雨上がりの空に浮かぶ虹を思い浮かべていただくとわかりやすいかと思うのですが
それぞれの色に明確な境界線はないですよね。
虹の色は連続しており、赤から紫へと色が連続的に変化しています。
ですので、太陽光の光のスペクトル(虹のような光の帯)には「無数の色の光が含まれている」という方が適切といえます。
また日本では虹の色は7色とされていますが
アメリカでは6色
ドイツやイギリスでは5色
アフリカでは2色・3色・4色
と表現されるようです。
光のスペクトルを発見したアイザック・ニュートン(イギリス人科学者)は
「虹を7色」(赤・橙・黄・緑・青・菫・紫)としたようですが
それは音楽の1オクターブ(ドレミファソラシ)に関連付けさせるためだとかなんとか。
非科学的ですけど、私たちには受け入れやすいですね。
(※菫=スミレ)
ちなみに、虹ではなく彩雲のような雲が色づいて見える現象の場合は、7色が見えるというわけではありません。
夕日に染まった彩雲などは、オレンジ、黄色の暖色系でしたよ (^^♪
#1-4 アンチから出発したカラーセラピー
第2話で「ニガテ・・・」「アンチ・・・」から始まった学びであったカラーセラピー のことをお伝えしましたが
何が私にニガテと思わせていたかというと
赤・・・情熱。やる気。元気。興奮。
青・・・冷静。まじめ。誠実。鎮静。
黄・・
緑・
「何の根拠があってそうなるの??」というところでした。
色を学んだ方はご存知だと思うのですが、色は科学・生理学・物理学の分野の要素を含みます。
色を見るために必要な「視覚の三要素」と呼ばれるものがあり、それは「光・眼・物体」の3つなのです。
この3つのどれが欠けても色は見えないのです。
そういう小難しい分野の対極にある(ように私は感じていた)色彩心理というジャンル。
実際「色彩心理学」という学問の分野は成立していないのです。
(私もよく「色彩心理学」という言葉を用いてしまいますが・・・)
※明治大学の「疑似科学とされるものの科学性評定サイト」が興味深かったのでリンクを貼っておきますね。
▶ http://www.sciencecomlabo.jp/fortune-telling/colorpsychology.html
いくつかの専門学校で教えていると、大多数の学生にとって共通する色への感情が
「色って、綺麗で楽しそうで好きなのに、難しい・・・」というものでした。
「色が好き!」で勉強を始めた私には、共感こそないけれど 理解できる感覚でした。
そんな学生達が最も反応が良いのが、この「色彩心理」の分野でした。
とっても素直に受け入れ喜んでくれるので
これは「ニガテ・アンチ」と避けていてはいけない・・・と思い
仕事上の知識やスキルを上げるために学ぶことにしたのでした。
そんなこんなで始めた学びでしたが、「色彩心理」(色の意味や、その由縁)を知りたかっただけで
「カラーセラピーの手法」を学びたいという意志は持ち合わせていなかったのに
今では “縁あって” としか思えない、カラーセラピーの世界に入っていったのでした。
ということで今日はここまで。そして明日はお休みします。また月曜日にお会いしましょう ❤ See you!
” 今日のポイント “
< 何がどう転ぶか 誰にもわからない >何がどうなって、どう転ぶかは、誰にもわからないのです。
だから決めつけて蓋をしてしまうのはもったいない。
嫌という気持ちを封印する必要はありませんが
機会が巡ってきたときには、嫌だけどチャレンジしてみようという柔軟さを持てれば素敵です。以前にもお伝えしましたが「嫌ヨ嫌ヨモ好キノウチ」なのです。本当に興味がないならあなたの意識に上がらないはずです。
気にも止まらないということです。嫌!と思うことは、それだけあなたが意識している・反応している・感情が動いている
ということです。
あなたはそこに時間とエネルギーを注いでいるということです。その感情、今は負(-)だとしても、0ではないということを認識してみてくださいね。
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