カラーコンサルタント の 岡村 知美 です。
心理学を学ぶ学生として、2018年夏、大学での卒業研究「色と心理学研究」をおこないます。
ただ今、研究にご協力くださる方を募集しております。(心理学研究 ▶ 詳細)
確証バイアスの話で、人間は自らの期待に沿った行動をするとお伝えし、
ミルグラムの実験で、人間の行動は環境によって大きく変わるという2つの心理学実験をシェアしました。
思考と環境が行動に大きな影響を与えるということですね。
あともう一つ、重要な要素としてあるのが遺伝(DNA)です。
今回は、遺伝と環境についてのシェアです。
< 行動遺伝学の3法則 >
(荘厳 舜哉 元京都光華女子大学教授による 放送大学「心理学実験1」授業内資料から引用して紹介します)
「こころ」を作りだす2種類の情報として下記①②が挙げられるとのこと。
① Pre-programmedされたもの「本能行動」(先天的 / 遺伝)
② Post-programmedされるもの「学習行動」(後天的 / 環境)
(「こころ」を作りだすのは【遺伝】と【環境】であるということですね。)
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1.あらゆる行動特性に遺伝性が認められる
2.同じ家庭で育った影響は、遺伝の影響よりも小さい
( 家庭成育環境 < 遺伝 )
3.人間の行動特性には個人差が認められるが、固体発達に遺伝子や家庭環境以外の因子が占める割合が大きい
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『人間は環境と遺伝子の相互作用で作られる』
- 遺伝:50%
- 環境:48%
- 家庭の影響:2%
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心理学の大学教授から学んだことなので、少し難しい感じですが
結局、「心」や「人間」を作るのは、「遺伝(DNA)」の影響は50%・「環境」50%であるということです。
人間の心に影響を及ぼす環境というと、家庭環境(成育環境)を思い浮かべますが、
育った環境は確かに自分では選べないし、変えられないけれど 2%の影響しかなく、
残り48%を占める環境は、大人になると自分で選ぶことができるのではないかと思います。
今の自分をつくる52%は抗いようのないものだけど、残り48%は自分の意志で変えられる!ということですね。
だから、自分がどんな環境を選び、自らをどこに置くかがとても大事!ということではないでしょうか。
#2-5 Next stage of color / 旅の終わりに
2015年、大学で心理学を学び始めました。
2018年、大学の卒業研究を進める中で “事実” に直面し、それと今までを合わせ
「私にとってこれから築いていきたい色の道」の方向性が定まりました。
私の卒論を指導してくださっている教授は、京都大学で修士の学位を修められ、博士号も取得されているとても知的上品で温和な女性教授です。
スイスのカルフ箱庭療法研究所、ユング研究所に留学されていたことのある方で、現在も心理臨床家・セラピストとしてご活躍中です。
※カルフもユングも深層心理の大家で、心理学をかじっている人の中で、その名を知らない人はいるはずもないような人物であり研究所。
※箱庭療法とは心理療法の一種で、砂を敷き詰めた箱の中に、用意されているミニチュアのおもちゃを入れ、クライエントが自由に表現する手法。
つくりだされた箱庭には、制作者(クライエント)の考えや感情など内面的なものが具象化されて表現されていると考えられる。
その教授に、
「カラーセラピー?そういう世界(ジャンル)があるのね。初めて聞きました。」
とやんわり 他意なく言われました。
これがアカデミックな学びの中で
ある意味私にとって一番大きな収穫!
かもしれない “事実” です。
もう少し かみ砕いて言うと、
私が大切に思いながらも 旅の中で探し続けてきた
カラーセラピー という世界は
長い年月 心理や臨床の世界で実績を収められている人の
意識の隅にも上っていなかったという “事実” です。
『ですよね・・・』(わかっていました)
というのが、私の心の声でした。
教授から、ユングが言ったという、4心理機能を象徴する色 について
「箱庭療法などでクライエントが赤を用いるようになったときは、感情に動きがあったとき」
「青は・・・」
「黄色は・・・」
「緑は・・・」
と教えいただいていました。
また、ユングは「色彩を用いることによって患者は、自分の感情を絵画の中に表現できる」(Jung,C.G. 1960)と説いているとのことです。
教授ご自身も、イメージやアートセラピーを用いて
臨床の現場でクライアントの用いる色というメッセージを日常的に受け取り活用されています。
また私が卒業研究で扱う【色と心理の相関関係】の調査研究も博士論文の中で取り上げておられます。
なのにその教授に認識されていない “カラーセラピー” って・・・。
と思いました。
私自身が「なんの根拠があって・・・」とアンチ色彩心理であったこととリンクしたような気がしました。
私自身、もともと潜在的に知っていたことを
敢えて今、ここにたどり着くことで
「探していた私の色の道は、世の中に出回っている、誰かが誰かのスタイルをアレンジして作った
カラーセラピーシステムを使うのではない、“私独自” のスタイルである」ということを再確認したと同時に
「“独自スタイル” は、私発信のカラーセラピーシステムを作るという道でもない」ということをもう一度自覚することができました。
私は、
色で 魅力や潜在能力を引き出し
色で 行動・成長・ビジネスを加速させる
あなたの 魅力・才能・本質を輝かせるお手伝いをしていきたい
ーーーーーーーーー < Next stage of color > ーーーーーーーーー
「誰かの」でもなく「私の」でもなく
【普遍的】【誰でも】【公益】としての【色】を提唱していきたい
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※誤解していただきたくないのですが、決して、世にあるカラーセラピーシステムを否定しているわけではありません。
私にとってはどんなスタイルでも、【色】が誰かにとって良い作用をしてくれれば、それだけで嬉しいことです♡
※ただ今、卒業研究「色と心理学研究」へのご協力者様を募っています。
詳細につきましては下記<追伸②>よりご確認いただけると嬉しいです。
↑↑ ほぼラブ「Happy Lesson」 毎月テーマカラーを取り上げて開催しています ↑↑
この連載を書き続ける中で、もうひとつ大切なことに気がつきました。
この旅は、私の心を癒すための旅 であったのだということに。
様々な出会いと経験を経て「癒し」完了です。
たくさんの人に支えられここまで来ることができました。
この場をお借りして、皆々様 ありがとうございます。
Healing is completed.
I go to the next stage of color.
Thank you for giving me the challenge.
Thanks teacher N.
今日はここまで。また明日お会いしましょう ❤ See you!
” 今日のポイント”
< 自分の変化に敏感になっていこう >他己評価を求めていては、いつまでたっても自分を満たすことは難しいですよ。
自分で自分を褒める、自己評価を身に付けていきましょうね。自分を評価するためには
自分の変化に気づいていく必要があります。以前出来なかったことが出来るようになった。
気持ちの切り替えにかかる時間が短くなった。
諦めずに頑張れるようになった。
甘えられるようになった。小さな変化で良いのです。
一般的に褒められるようなことじゃなくても良いのです。
以前とは違う自分に気づき
「すごいぞ!私!」と褒めていけると素敵ですよね。
どのタイミングからでも、どなた様でも、ご参加いただけます。
色に興味を持っていただけたら、ぜひいらしてくださいね。
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