魅力を引出すカラーコンサルタント の 岡村 知美 です。
色を用いてどんなことが出来るのか、実際どんな変化を起こすことが出来たのか、実例と頂いた声を元にお伝えします。
今回は
<色彩カルテNo.2>
人当たり良く、よく気が付いて、そして賢い。
だから職場で重宝される存在。
さらには 情に厚く、思いやりあふれる人柄。
嫌味なくさり気なく立ち回れるので、会社の人のみならずお客様からも頼られる人気者。
変わる必要があるのでしょうか?
ないですよね。
だけどね・・・。
(※プライバシーの関係上、すべてのストーリーは、仮名・仮称で表示しています。)
#3-3 賢く機転が利きすぎる黄色さん
< 色彩カルテNo.2 >
- 名前:黄色 花子
- 性別:女
- 年齢:40代
- 職業:会社員
- 問題/性格/特徴 等:賢くよく気が利く気配りタイプ。その場で求められる事柄や役割を機敏に察知する能力が高く、何事も卒なくこなす。情に厚い性格のため周りから慕われ重宝される存在。
—
◆ 第一印象
黄色さんとの出会いは学びの場でした。
彼女も私も同じ受講生という立場。
初めてお会いしたのは懇親会の席で、とても可愛らしく、きちんとしていて、そしてそつなく周りの人に名刺交換してまわっている姿が、印象的でした。
『可愛いだけじゃなく、ちゃんとしている人』それが私の抱いた第一印象でした。
そしてその印象は、学びが終わるまで一貫して変わらず
更にプラスして、課題をきちんとこなし、「自信がない」「まだ出来ていない」といいつつも、はきはきと発表する姿が、カッコよく、「無理なものはムリ! だって苦手なんだもんっ!」と堂々と人前で駄々をこねる私とは大違いすぎて、いつも『すごいなぁぁぁ』という羨望のまなざしで見つめていました。
その話しぶりや、普段の様子を拝見していて感じるのは、
人当たりが良く、よく気が付いて、だけど相手に気を使わせることなくさり気なく立ち回れる賢い人だな。ということでした。
◆ 色彩心理セミナーにご参加いただいたことがきっかけで
学びの場を卒業してからも勉強会などでちょこちょこ顔を合わせていたのですが、ある時立て続けに私のセミナーにご参加くださり、たまたま2つ目のセミナーでキャンセルが出てマンツーマンで講座をさせていただくことになりました。
別の受講生さんからキャンセルのご連絡をもらった時に、ふとよみがえった記憶がありました。
同期メンバーとの飲み会の別れ際に、
「またラブさん(←私のことです)と飲みに行きたい。ぜひ声を掛けて~。」と言われた何気ない一言を思い出したのです。
その言葉を聞いたときに私は、
『切羽詰っているというほどではないだろうけど、何か聞いてほしいことがあるんだろうなぁ。』となんとなくそう思っていました。
何か月間かしょっちゅう会っていた割に、実は二人でじっくりお話ししたことがなかったので、ちょうど良いタイミング!と、急遽 カラーセラピー(現在は、”カラートークセッション” や “カラーコンサルティング” と呼び方を変えています)の準備をして出かけました。
その日の講座は 色彩心理ミニセミナー【 ほぼラブHappy Lesson ~ 黄色~ 】でした。
◆ カラートークセッションを通して浮かび上がってきたもの
本文に入る前にお伝えしておきたいのですが、私の才能の一つに <忘れる> というものがあります。
なんでもかんでも忘れていくのです。
概略や強く印象に残ったことはさすがに覚えていますが、細かい内容や、記念日、とても腹を立てたことですら「腹を立てた」ということは覚えていますが、その怒りが解消されると「何に対して怒っていたのか」と、それすらきれいさっぱり忘れてしまうのです・・・。
なのでこれはもう、<才能以外の何ものでもない!> と思っています。(笑)
何が言いたいのかと申しますと、これから綴る文章もポイント以外はほとんど忘れてしまっているということです。
ただ今、何を話したっけなぁと必死で考えながら書いております。事前にお詫び?したかったのかな(笑)。
でもだからこそお人の話をたくさん聞くことができるし、お人から聞いた辛い出来事も概略以外は忘れられるので、反対に<安心して何でもお話ししにきてくださいね>ということです。はい。
トークセッションに入る前にお誕生日をお伺いしたら
- “生まれ持った資質、性格、本能” を表す色 ・・・ 「黄色」
- “ものの見方や行動パターン、得意分野” を表す色 ・・・「黄色」
ちなみに、その日私が講座で取り上げていた色も 「黄色」
二人で大爆笑でした!!
「だいぶ気が付く人やねーー。気が付きすぎて疲れるでしょ~~?」
から始まったトークセッションでした。
「黄色」には下記のような意味があります。
自信、前向き、楽観的、スター、幸せ、幼い、論理的、神経質、自分軸、希望、決断、
ケセラセラ、明るく開放的、表裏がない、自己中心的、疑い深い、気配り、気遣い
色を選んでもらいながらお話をお伺いしていて、『ん?』と違和感が起こりました。
話を聞き進めるうちにその違和感がムクムクムクーーーっと大きくなり、
さらに話を聞き進めると、違和感が確かなものになりました。
一応遠慮がちにお伝えしました。(たぶん)
「今のお話しは、ご自身の話ですよね?
ご自身のことなのに、客観的に話されているというか、
客観的を通り越えて、まるで自分から抜け出して、自分を上から見て中継するように話しているというか・・・。
自分事なのに、他人事みたいに話していますよ。」
そしてさらに、話をお伺いして、ひと段落した頃に
私自身の話をさせていただきました。
「10年以上前、とある経験した時に、私は “自分が無い” ということに気がついた。
職場での私、会社の友人の中での私、学生時代の友人の中での私、家族の中での私、趣味仲間の中での私、と
それぞれのコミュニティの中で “求められる役割やキャラクターの 私” が居るということに気が付いたのです。
本当なら、まず “私” があって、それに付属する職場、会社の友人、・・・となるはずなのに・・・。」
と、そこまで話したら黄色さんは
「ラブさんの言おうとしていることがわかりました! まさしく、それ、私です!」と。
この文章を読んでくださっているあなたは、この2つのエピソードを通して私が何を伝えたいか、わかっていただけたでしょうか?
2つの話に共通しているのは、
今ここに あるいは 揺るぎない “自分” というものが存在していない、ということです。
冒頭でも申し上げたように、私の読みが正しければ(というか正しかったと解釈しました)
黄色さんは、人当たりが良く、よく気が付いて、だけど相手に気を使わせることなくさり気なく立ち回れる賢い人なのです。
だからこそ、
「相手が求めているもの」
「今自分に求められている役割」
「今どのように立ち回れば周りに喜んでもらえるのか」
「どうすることが目の前の人にとって良い事なのか」
「仕事上での自分の立ち位置」
「課題の中で求められている答え」
それらを察知して、行動に移すことができる。
それは誰にでもできることではない、とてもとても素晴らしい能力です。
ですが、そればかりでは “自分軸”がない ということになってしまいます・・・。
よく気が付き、賢いが故に、自分の感情や思いが後回しになってしまっていたということなのです。
相手を思いやれる優しい気質を持っているが故に、賢いが故に、社会人として有能であり続けたが故に、ということです。
気づく力を持つ賢い黄色さんは、その一連の会話を通して、目をまんまるくさせ、そして腑に落ちてくださった様子で
「本当だわ!私、社会人として求められることをやり続けてきて、自分を後回しにしてきたかもしれない!」
と、瞳をキラキラさせて話してくださいました。
そうなのです、気づくだけで、腑に落ちるだけで、人は一瞬にして輝けるのです。
その30分後、違うワークをしていただいたときに途中経過を見せてもらうと
「あれ?また同じことしていますよ!? 自分のことなのに、また幽体離脱して自分のこと外から眺めちゃってますよ!」
ということになりました。
そんなものなのです(笑)
腑に落ちたからといって、そんなすぐに人間は変わらないのです。
その人が長い年月かけて作ってきたクセなのですから、急に変われなくてもいいのです。
「あ!また同じことをしてしまっている!」と、いかに早く気づいて修正できるようになるかなのです。
(※一瞬で変わりそのままブレずにすごせることもあります!)
◆ 2度目のカラートークセッションは奈良の事務所で
色彩心理ミニセミナーでのトークセッションから10日後、次は私の奈良の事務所までわざわざセッションを受けに来てくださいました。半分プライベートも兼ねて。
一緒に過ごさせてもらった時間は、トークセッションのような、プライベートのような、やはりトークセッションのような(笑)
日がな一日、二人で話して大笑いして過ごしました。
その中で、出るわ出るわの暴露話。
暴露というか、今までの黄色さんだと、警戒して人には話さなかったであろうなと思われる話を、次から次へと話してくれました。
その度に私は大爆笑!いえ、決して笑えるお話しではないのです。そのお話しのオンタイムの頃はさぞかし苦しかっただろうなということが容易に想像できる内容でした。
だけど、乗り越えられた今、それを重く話す必要も、重く受け止める必要もないわけで
「黄色さんて、最初の印象と全然ちがう~~~。びっくり大胆な性格なんだね~~~~~~!
面白いわぁ!!ある意味 男前なんやねっ!!すごいっ!!面白い!!好き好き、そんな人!」
と大爆笑する私を見て
「私、自己表現が苦手だし、どんな出来事も自分で考え動いて対処してきたから、ほとんど誰にも相談したことがなかった。
だから今までこの話し、ほとんど誰にもしたことなかった!
そして話したとしても、そんな反応する人はいなかった。」
とお褒めいただきました(笑)
「なんというかあれよね、少年みたいよね。
後先をあまり考えていないというか、そうと決めたら周りは関係なくまっすぐGo!なところが。
今の黄色さんと随分違うね!きっとそっちが本来の黄色さんらしさなんだろうね。賢くなりすぎちゃったんだね。」
とズケズケ意見を述べると
「そうなのよ、そうなのよ!子どものころは生キズの絶えない子で、いつもやんちゃしてたの。
あれよね、社会人として求められる自分を過ごすうちに、そういう自分をすっかり忘れていたわ。」
と好意的に受け止めてくださいました。ありがとうございます。
◆ その後の黄色さん
その後黄色さんは、他の講座にも来てくださり、今も親しくお付き合いさせていただいています。
今、黄色さんは社会人として卒なく賢く振舞う素敵な部分を残しつつ、一方で苦手としていた “自己表現”もされるようになり、雰囲気がずいぶん変わられました。
カチッとした角が取れ、丸く素敵な感じで、気負いなくのびのび過ごされています。
その後の講座を受講してくださった時に書いていただいたアンケートから、一部抜粋して、黄色さんの「声」をお届けしたいと思います。
この講座を受講し自分を解放する楽しさに気づきました。←ここ大事
長年、社会的望ましさ・バランス人間を推進してきた私にとっては、本音の出し方さえすっかり忘れていました。ブレブレでも頭固くても、これが今の私なのだと受け入れるまで進化しました。自分軸が定まらず考え過ぎて思考停止になった時でさえ『そんな時もあるよね、でも私は大丈夫。』という根拠のない自信が芽生え、いつの間にかワクワク感に変わっていました。とりあえずやってみよう。まずは言ってみよう。自分らしさの原点は、実はここにあったのかも知れません。
あれこれ考えず自分の思いを発言できるようになりました。
スムーズに行かなくても、自分が楽しいと思うことやワクワクすることを優先してみようと思っています。
業務ミーティングなどでは、以前より発言する機会が増え、今では意見を求められるようになりました。
正解かどうかではなくて、私が何を考えているのかを発信してみることが大切だと気づきました。
ラブさんの相手の魅力を引き出す力には、いつも自信と勇気をもらいました。個別フォローはアドバイスが的確で毎回新しい気づきがありました。厳しいこともはっきり言ってもらえたので、頭の整理ができ次に進むことができました。
黄色さん、愛のつまった感想をありがとうございます!!!
◆ 最後に
「自分軸」で生きるということは、とても大切なことだと思います。
それは、ワガママに過ごしなさいということとは、全く違います。頑固さとも全く違います。
「”自分”という軸をもって生きる」 ということです。
主語が「私は」となるように、生きていますか?
主語が「私は」となるように、思考できていますか?
自分軸で思いやりを持って行動することと
他人軸で思いやりを表現することとは
全く違います。
まずは私ありきです。
誰かが求めることや、誰かがよろこぶ事をして差し上げるのは大変結構で素晴らしいことです。
だけど、自分不在では意味がないということです。
私たち、自分軸で生きていきましょうね。
私は、
色で 魅力や潜在能力を引き出し
色で 行動・成長・ビジネスを加速させる
あなたの 魅力・才能・本質を輝かせるお手伝いをしていきたい
ーーーーーーーーー < Next stage of color > ーーーーーーーーー
「誰かの」でもなく「私の」でもなく
【普遍的】【誰でも】【公益】としての【色】を提唱していきたい
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
黄色さんのお話しはおしまいです。明日は緑さんのお話しになります❤ See you!
どのタイミングからでも、どなた様でも、ご参加いただけます。
色に興味を持っていただけたら、ぜひいらしてくださいね。
あなたの本質を引き出し魅力を高める潜在意識活性カラーコンサルティング。
詳細 ▶ カラートークセッション
あなた の 魅力・才能 を 色 で 引き出し
行動・成長・ビジネス を 加速させる
潜在能力活性カラーコンサルティング!
詳細 ▶ じぶんビジネス加速セミナー